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第5講 開催レポート
塾長 総評
かつて江戸時代の武士は寺子屋に通って、四書五経の中の『大学』を学んだ。
『大学』はリーダーシップ教育で最も大事なことが書かれている古典だからである。
自彊不息塾第5講は京都の隨林寺をお借りして、開催した。
塾生には、江戸時代の寺子屋さながらの雰囲気で『大学』を素読してもらった。
『大学』の冒頭に出てくる「明徳を明らかにする」とは、
経営者が社員(職員)の働きやすい環境作りをすることに他ならない。
『大学』は続けて「民に親しむ」と説いているが、
心に浸み入るように、社員(職員)のことを理解することである。
『大学』の三綱領の最後である「至善に止まる」とは、
理念に向かって努力をしている社員(職員)を大切にすることである。
声に出して繰り返し素読することは心に刻むことにつながる。
塾生には『大学』を繰り返し素読して、
上記の三綱領を心に刻んで経営に当たってもらうことを願う。
塾長 杉本 哲也
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