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第3講 開催レポート
塾長 総評
森信三先生の考えを学ぶ「実践人の家」夏期研修会の午後に、
同じ会場で自彊不息塾第3講を開催した。
森信三先生の書の中で最難解と言われるのが『恩の形而上学』である。
しかし読み解いていけば『恩の形而上学』が主張することは至って単純で、
「私たち人間は天から無限の恩を受けているが、親を通してこの世に生れ出る。
だから親に孝行をすることが、天からの無限の恩への恩返しの第一歩である」
創業者でない経営者は、創業者から有形の財産だけでなく、無形の恩を受ける。
二代目以降の経営者には、
その恩の偉大さを実感できるかどうかが経営を成功させるカギとなる。
今回の講義に先だって、
塾生には「先代経営者または自分の親の足を洗ってくる」という課題を出した。
「先代経営者や自分の両親がどれだけ苦労したのかを知り、
自分が受けている恩の偉大さを実感する」という目的であった。
いい年をした大人が足を洗うのも、洗ってもらうのもお互いに恥じらいがある。
それを乗り越えて課題をこなした時に、
先代経営者または自分の親から天の命を引き継いだことに気付く。
園の経営者としての自分の命を全うすることが、
天からの恩に報いる唯一の生き方であることが自覚できたと確信している。
塾長 杉本 哲也

